広告の種類について① マスメディア
こんにちは。エイディ・アンド・エムのTKです。
夏はもうおしまいでしょうか。盛夏をすぎたこの頃、皆様はどうお過ごしでしょうか?
今回の記事は、マスメディアについてのご紹介です。
広告といえば
さて、今回は、広告の種類についてのご紹介をしていきたいと思います。
広告と聞いて・・・今、頭に浮かんだものは何でしょうか?
テレビCM、新聞チラシ、YouTubeの合間に流れるCM、電柱の看板、、、
いろいろ思い浮かびますよね。意識してみたら、ここにも、あそこにも。
本当に広告ってたくさんありますね。
以前、エイディ・アンド・エムのご紹介記事で、広告について簡単にご案内しました。
広告媒体は大きく分けると3つに分類されます。
・マスメディア
・リアルメディア
・インターネットメディア
インターネットメディアでは、今あなたがこれをご覧になっているPC・スマホなどを介する広告を取り扱い、マスメディアがTV・新聞などの広告を指します。
それ以外の、サンプリングやチラシの配布、屋外の看板などがリアルメディアと呼ばれます。
分類方法には諸説ありますが、こちらのブログでは上記分類でご説明していこうと考えています。
そんな各種広告の中で、今回は、媒体の中の「マスメディア」についてご紹介していきます。
マスメディアとは
マスメディアとは、「マス=大衆」に対して情報を伝える「メディア=媒体」のこと。 具体的には、新聞・雑誌・テレビ・ラジオなどの媒体を指します。よく4マス、と言われるものですね。
このうち、
新聞と雑誌:紙(印刷)媒体
ラジオとテレビ:電波媒体
として区分するケースもあります。
※「マスコミ」と混同してしまうことがあるかもしれませんが、マスコミとは「マスコミュニケーション」の略称で、不特定多数の人へ大量の情報を伝えることを指します。
主に4大メディア(新聞・雑誌・テレビ・ラジオ)などを用いて、情報を大量に速く同時に伝えられることが特徴です。
マスコミとは「情報を伝達する活動」であるのに対し、マスメディアは「情報を掲載する媒体」のことです。
マスメディアの種類
テレビ広告
テレビ広告とは、テレビ放送中に流れるテレビコマーシャルのことを指します。
自社商品・サービスの認知度向上や、ブランド価値を高めたりと非常に有効な広告手法です。
テレビ広告には、「タイムCM」と「スポットCM」、「ミニ番組」「インフォマーシャル」「ペイドパブ」などがあります。
・テレビ広告のメリット
テレビ広告の一番のメリットとしては、広範囲に自社や商品・サービスを、多くの方へ訴求できる点です。
伝達スピードが速いことから、新商品などを拡散する能力に優れています。
さらに、映像で配信されるためユーザーが認知しやすく、感情に訴えかけることが可能です。
・テレビ広告のデメリット
コマーシャルの製作から放送開始までに入念な準備と製作期間が必要ということです。
また、ほかの広告種別よりもコストが高いということもデメリットになります。
新聞広告
新聞広告とは、新聞の広告スペースへ出稿することを言います。
新聞広告の種類には、1ページ全てを使用した「全面広告」と、記事下部に広告を掲載する「記事下広告」、また1面の題字の下など小型サイズで掲載される「小型広告」などがあります。
・新聞広告のメリット
新聞の強みは信頼性の高さです。
商品やサービス、企業そのものの信頼性がアップする可能性があります。全国紙を活用すれば、全国へ一気に展開でき、高いブランディング効果が期待できます。また、各地方にて有力な地方新聞もあり、より地域に根差した広告展開も可能です。
特にシニア層に強く、レスポンスを重視する通販会社などに多く利用されています。
・新聞広告のデメリット
新聞は基本的に毎日届く媒体ですので、広告効果は1日でなくなります。
また、新聞自体を購読しているユーザーが年々減少していること、若い世代の新聞離れが進んでいることから、訴求する広告も一定のターゲット層に集中しがちと言えます。
雑誌広告
雑誌広告は、ファッションや趣味・グルメ・旅行など、特定のジャンルに特化した紙メディアに掲載する広告のことを言います。
購読者は年齢・性別・趣味など特定ジャンルに興味があるユーザーなため、ターゲット層を意識したブランディングが可能です。
雑誌広告には、「タイアップ広告」「純広告」「連合広告」などがあります。
・雑誌広告のメリット
最大のメリットは、特定ジャンルに絞り込み、ターゲットにピンポイントで訴求できる点です。特定ジャンルの広告を掲載するため、ブランディング広告として有効です。
定期購読者も多く、雑誌を購入しようとする情報感度の高い方に対して訴求することができます。
そして、お気に入りの雑誌であれば長く保管され、再読してもらえる可能性が高いこともポイントです。
・雑誌広告のデメリット
掲載するまで時間を要するため、特別なキャンペーンやお買い得商品などは訴求しにくいというデメリットが存在します。
また、特定ジャンルに特化しているからこそ、競合他社と同時に掲載されることが多いこと、読者の慣れがあることから、競合に打ち勝つデザイン、訴求内容を工夫しなければ読み飛ばされてしまいます。
ラジオ広告
ラジオ広告はラジオの放送中に流れるCMのことです。
時間帯によってターゲットが変わること、番組ごとでリスナー層が異なることから、商品・サービスにあった時間帯、適切な番組を選ぶことが重要です。
他のメディアよりもラジオには公共性を感じる人が多いそうで、商品・サービスの広告に対するネガティブなイメージを持たれにくい、と言われているそうです。
・ラジオ広告のメリット
ラジオ広告のメリットとしては、低コストで広告を掲載することが可能となります。
ラジオ番組ごとにコアなリスナーがついているため、高い費用対効果が見込めます。
また、地域によって放送が異なるため、地域に密着したプロモーションができるのもラジオ広告の特徴です。
・ラジオ広告のデメリット
ラジオは、音声のみでリスナーに訴えかけるため、商品のイメージ、形状などを伝えるのが難しいという点があります。商品によっては、ラジオ広告に適さない場合もありますので注意が必要です。
マスメディアの今
「2021年 日本の広告費」(電通ニュースリリース)によりますと、インターネット広告の売り上げがマスコミ4メディアの売り上げを2021年に初めて上回ったそうです。「マスメディアが非常に強いメディアなのは分かっているけど、今はネットがあるし、どうなの?」とお考えの方もいるかもしれません(このブログを見る方なら特に)。
確かにインターネット広告は大変大きな市場となっています。
ですが、
新聞・雑誌について 新聞や雑誌は紙媒体であることから、デジタル系メディアに侵食されていると思われがちですが、(中略)紙媒体に掲載されたコンテンツは価値を保っていると考えて良いでしょう。 という分析があります。ブランディングなど紙媒体だからこその価値は保ちつつ、電子書籍といった閲覧方法の広がりで、より手軽に・身近になっています。
また、TVについても、TVer(ティーバー)やParavi(パラビ)などのポータルサイトが整っていて、場所や時間を選ばず、どこでも番組が視聴できる仕組みが浸透し始めています。注目の番組やキーワードなどでSNSが盛り上がることも多く、TVは依然大きな影響力を持つ媒体だと言えるのではないでしょうか。
ラジオもインターネット配信サービスradiko(ラジコ)で若年層へのアプローチ、SNSでの拡散性の向上を目指していて、ローカル局のコンテンツも、全国へと広く配信する仕組みが構築されています。
※ただし、上記サービスへの広告はTV広告・ラジオ広告とプランが異なります。都度お問い合わせください。
上記のように、マスメディアの価値・影響力は保ったまま、インターネットと共存し、より大きな枠組みでアプローチできるようになってきています。
多くの方に届く力があり、大変影響力の大きい「マスメディア」、
興味がありましたら、ぜひ弊社までお問い合わせください。
次回の更新をお楽しみに★
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TKとは…
・フリーペーパーの会社に入って営業→内勤。もっぱら事務系業務をやっていました。そこから縁あってエイディ・アンド・エムの企画開発チームに入社。まだまだ広告代理店としての経歴は浅いので、浅いなりにわかりやすくを心がけ、発信していきます!つっこみなどもぜひお願いいたします。
・今年は全然蚊に刺されませんでした。アレルギーっぽく赤く広く腫れるため毎年悩みの種でしたが、今年は…本当に刺されていません。(ご存じの方も多いと思いますが)足裏アルコール噴射が効いている気がします。お悩みの方はぜひやってみてください。おすすめですよ~!