シチュエーション別広告 ~シニア編~
シチュエーションごとにどんなPRができるのでしょうか。
各シチュエーション別のメリット・デメリットを深堀りしていきます。
~シニア編~
現在の日本は、65歳以上のシニア層が人口のほぼ3割を占めています。
元気なシニア層が増えている印象ですが、普段どのような過ごし方をされているか、みなさんはご存じですか?
マーケットを左右する大きなボリュームゾーンであるシニア層について、まずはいろいろな情報からみていきましょう!
【仕事】
高齢者の就業率は25.1%、65~69歳は初めて50%超え。
働く高齢者は毎年増加しています。
【情報収集源】
1位 テレビ番組
2位 WEBサイト
3位 新聞
4位 都道府県や市区町村の広報誌
5位 知人からの口コミ
6位 家族からの口コミ
7位 新聞などの折込
【日常生活で必要で、もっとほしい情報】
1位 健康づくり(29.7%)
2位 年金(27.1%)
3位 医療(22.9%)
4位 趣味、スポーツ活動、旅行、レジャー(20.8%)
(内閣府 令和3年度調査より)
アクティブシニアがターゲット
介護が不要で、仕事・趣味などに意欲的、健康意識が高い傾向にある活発な高齢者は「アクティブシニア」と呼ばれます。アクティブシニアはシニア層の消費行動を牽引していく存在として認識されています。
「アクティブシニア」をターゲットとしてアピールしたい場合、どんな場面で、どういったリアルメディアでの広告ができるのでしょうか。
早速みていきましょう!
■自宅で
想定イメージ:TV視聴、雑誌購読、読書、通販の注文
メディア:通販カタログ・ケーブルテレビ
自宅でのリラックス:自宅に届くDM、カタログ同梱、通販サンプリングなどで落ち着いてみられる環境で、直接アピール
おすすめ商材:オールジャンル
■趣味 スポーツ
想定イメージ:ウォーキング・ジョギング、ゴルフ、スポーツクラブ
メディア:スポーツショップやスポーツクラブなどでのサンプリング、ポスター・CM放映
→健康やスポーツそのものを意識する場面で、直接アピール
おすすめ商材:健康関係道具・食品等、各ジャンルに使用する道具・ウェア等、生活雑貨
■趣味 旅行
想定イメージ:国内旅行、海外旅行、登山、トレッキング
メディア:バス内サンプリング、ツアーガイドからの紹介、パンフレット掲載
→旅行の高揚した気分の中で印象付けをすることで、楽しい記憶と結びつき良い印象をもってもらう
おすすめ商材:飲食品関係、使用する道具・ウェア等、生活雑貨、健康関係
■趣味 インドア
想定イメージ:カラオケ、社交ダンス、映画鑑賞、油絵・水彩画・デッサン、シルバークラブ
メディア:先生や施設から配られるプリント、習い事・趣味の場所で試供品のプレゼント
おすすめ商材:健康関係道具・食品等、各ジャンルに使用する道具・ウェア等、生活雑貨
■買い物・手続き関係
想定イメージ:スーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニ、郵便局
メディア:店頭で流れるサイネージCM、店員からの説明&試食試飲、試供品のプレゼント
おすすめ商材:飲食品関係、生活雑貨
シニアに効果的かも!?キーワードは「信頼と納得」
【健康食品のサンプリング】
健康食品などにおすすめなのが、スーパーや郵便局など生活に密接したシチュエーションでのサンプリング。
いつも行く場所という、落ち着いた環境にいるときに渡すことで、プラスの印象付けが強化されやすい。また、警戒されずに受け入れられやすい。
自分で選びたい、信頼できるモノかどうかを確かめたい、という気持ちが強い方が多く、実物を渡すのは非常に効果的。
メリット :信頼感を得やすい。手軽に手にとってもらいやすい。
デメリット:理屈が分かりづらいもの・内容は敬遠されやすい。
【チラシ・出稿】
オールジャンルでおすすめなのが、通販雑誌に出稿またはチラシを同梱、また購入した商品と一緒にチラシを同梱することです。
いつも買う通販メディアには馴染みがあるため信頼性が高いこと。
また、購入した商品は必ず開封しますので、DM等よりも高い閲覧率が期待できます。
WEBで、というよりは、カタログを見ながら、チラシを見ながら注文する層が多く、シニアにアピールするにはリアルなメディアがまだまだ欠かせません。
メリット :通販メディアに信頼がある。
購入した商品は開封率ほぼ100%。
デメリット:カタログとの同梱は開封率が少し下がる可能性あり。
商品との同梱はカタログより数量が落ちる。
【スポーツの場でのタッチ&トライ】
お肌関係の商材におすすめなのが、スポーツジムやスーパー銭湯といった場面でのタッチ&トライ。
直接触ることに抵抗感が薄れる場面では気軽に試しやすいため、多くの方に接触しやすい。
そして体験・体感することは納得感を得られるため、プラスの印象付けが強化されやすい。
メリット :信頼感を得やすい。手軽に手にとってもらいやすい。
グループ・ご近所内で話題にあがりやすい。
デメリット:気軽に試せないと接触率が落ちる
WEBとの関係
これまで、シニアはほとんどネットをやらない、スマホが出来ない人が多いのでは?と思う方が多かったのではないでしょうか?
ですがパソコンで仕事をしていたりなど情報機器に慣れている世代が定年を迎えてから年数がそれなりに経ちます。
シニア全体のスマホの保有率が高まり、スマホ決済やネットショッピングができる人も増加し、WEBとの距離が近づいてきています。
(デジタルデバイスに関する意識と実態調査 | 株式会社ハルメク ホールディングス-これからのために、生きてきたー)
とはいえ、「WEBだけ」では、届く層はまだ偏りそうです。今後は、WEBとリアルのクロス戦略をすることで、より一層プロモーションが効果的になるのではないでしょうか。
今回はシニアの生活の中でのシチュエーションと、特に効果があるのでは、と思うリアルメディアについて挙げてみました。
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